天文古玩

玉青さん、お初にお目にかかります。とりかわつくねといいます。毎日とても楽しく拝見しています。私は理科的アートをコンセプトとしたアートユニットをやっているのですが、同じ趣味嗜好の同志、先輩ともいえる方がいらっしゃることをとても嬉しく思います。
2年も前の記事に今更コメントする無礼をお許し下さい。この玉青さんの疑問の回答がありませんでしたのでお答えしたく思いましたので、こっそりと書きます。
玉青さんのおっしゃる通り、映像に登場する鉱石ラジオ、小林健二氏の「彗星１型・改」機が問題なのです。平たく言うと、これが無断使用だったようです。
視聴者から小林氏に連絡が行き、二階堂のCMの製作元に苦情がいったらしく。詳しくは書きませんが、その対応にも問題があったようで。
とても良いCMなだけに、とても残念に思います。

とりかわつくね様、初めまして。

二階堂のＣＭの件、裏事情をお教えいただき、ありがとうございました。
謎が解けてスッキリしました！
そうですか、あの鉱石ラジオがＮＧだったとは気づきませんでした。
「商品」として販売されているものだから、そこまで目くじらを立てなくても…と、外野として思わなくもありませんが、小林氏にとっては大切な「作品」であり、その辺で制作側と齟齬を生じたのかもしれませんね。まあ、制作側も安易に現行商品に頼らず、本物のアンティークの鉱石ラジオを探して使用すればよかったのでしょうが、あるいは、スタッフの中に熱心な小林氏のファンがいて、それがかえって仇になったのかも…。

いろいろなことが悪く回って、結果的に大変残念なことになってしまいましたが、まあ、時にはそういうこともありますね。以て他山の石とすべき事例と思います。

　　　＋

ときに、つくねさん（と勝手に省略して申し訳ありません）も、理科趣味世界を旅しておられる同志なのですね。私の方は創作を伴わない、単なる受け身の旅人（というより散歩者？）なので、本当に世界が狭いなあという自覚があります。今後もつくねさんの遠い「旅先」からのお便りを楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお付き合いください。