金の星、青の星 …天王星の見ごろ近し! ― 2012年02月04日 20時00分46秒
以前も登場した、英国フィリップス社の古い星座早見盤。
ぐっと近づいてみると、ボーっと浮かび上がる「PISCES(うお座)」の文字。
さらに目をこらせば、魚の傍らに金の星と青の星が並んで輝いています。
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いよいよ来週2月8日(水)から12日(日)にかけて、最初の目標天体である天王星が金星に接近します。両者が最接近するのは10日の金曜日。
今回の逢引きの場所は、2匹の魚(うお座)を間近に眺める西の空です。
双眼鏡があればきっと見えるはずですので、天王星をご覧になったことのない方は、この機会にぜひ。詳細な観測ガイドは以下にあります。
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天王星はウラヌス、金星はヴィーナス。
天空神ウラヌスは、大地母神ガイアの息子であると同時に、母ガイアと通婚して、多くの神々を生み出しました。しかし、後にガイアの怒りを買い、ガイアの命を受けたわが子クロノスに陽物を切り落とされ、海に漂うその陽物の泡から生まれたのが、愛と美の女神・アプロディーテー、すなわちヴィーナスです(アプロディーテーはギリシャ神話、ヴィーナスはローマ神話における名前で、同格の存在とされます)。
何ともすさまじい話ですが、間もなく天空神から美神が誕生する、その瞬間を我々は目にすることができます。
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今日の記事は、コメント欄でとこさんにご提案いただいたアイデアに基づくものです。
ちなみに星座早見の上に配したのは、満ばんざくろ石(金)と菱亜鉛鉱(水色)の微晶で、直径はそれぞれ約2mm。
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