いながらにして驚異の部屋2011年01月20日 20時25分16秒

我ながら粘着質だと思いますが、小石川の驚異の部屋(東大総合博物館小石川分館)は、私にとって云わば行動規範なので(←愚か者かも)、ときどきは覗かないと落ち着きません。

で、今日ふと思いついてYouTubeを見たら、ありました。

■科学映像館 Koishikawa Annex. The University Museum 東大総合研究博物館



これでいつでも好きな時に小石川気分を味わうことができます。

うーん、それにしても投稿されてから4年近くになるのに、再生回数はまだ300回足らず。リアルの小石川の方も、いつ行っても観覧者がいないし、やっぱりマイナーはマイナーですね。

昨年暮に特別展「ファンタスマ―ケイト・ロードの標本室」をやっていたときは、またちょっと違ったかもしれませんが、現在は再び常設展に戻ったので、閑散としていることでしょう。

常設展の方も、少しずつ展示替えがあるので、今現在は映像と全く同じ展示ではないはずですが、あらましはこんな感じです。行かれたことのない方も、これで十分雰囲気は伝わることでしょう。

コメント

_ かすてん ― 2011年01月20日 23時02分45秒

ちょっと採光が明るすぎるのと、かび臭さの無い事が「天文古玩」的には物足りないかもしれません。もっとも、その方向へ流れると、ますます来場者の足が遠のくのは必定でしょうが。

_ 玉青 ― 2011年01月21日 21時41分29秒

我が意を得たり(笑)。
ええ、ぜひ「その方向」でお願いしたいですね。
これ以上来場者が減ることは(来場者がマイナスにならない限り)あり得ないので、思う存分やってほしいものです。

_ nona ― 2011年01月22日 14時56分44秒

行動規範ですか。(^^)
わたしは友だちと鉱石メインに覗きに行ったことがありました。
もちろん他の展示もちゃんと見て回りましたヨ。
閑散としているほうが、個人的には好きですけれど。(笑)
でもあまりに来場者がなさすぎて閉鎖、とかは…。
まぁそれはないと思いますが。

_ 玉青 ― 2011年01月22日 20時23分53秒

行動規範…。いかにも「驚異馬鹿一代」的発言で、お恥ずかしい限りです(笑)。

あそこはもともと入場無料の、採算は度外視した施設なので、当分は大丈夫だろうと思うのですが、でも何が起こるか分からない世の中ですから、見られるうちに見ておいた方が安心だな…と、今改めて思いました。都合がつけば、またリアルでも見に行きたいです。

_ Tizit ― 2011年02月02日 11時34分33秒

行動規範、身に染みます…
幸か不幸か、それなりに近い場所に住んでおりまして、ケイト・ロードも複数回、足を運びました。春、館内から眺める植物園の桜もまた格別です。

ご存知でしたら失礼します。
何が起こるか分からない世の中は逆の意味で起きておりまして。
JR東京駅丸の内側にあった中央郵便局跡地に新設される建物内に、2012年、東大博物館の企画運営で総合文化施設「インターメディアテク」が作られます。東京駅徒歩1分に驚異の部屋。一体、どんな光景が見られるのか、今から楽しみでなりません。

_ 玉青 ― 2011年02月02日 20時48分21秒

おお、さすが東大と言うべきか、観客動員数を埒外に置いて鷹揚ですね。
(と言いつつ、ふと思うのですが、今の東大博物館の運営は西野色があまりにも濃いので、氏が退官後、一体どうなってしまうのか、そこがちょっぴり心配です。小石川最大の危機はその時訪れるかもしれませんね。)

_ Tizit ― 2011年02月02日 23時44分47秒

濃いですよね…
東大の退官年齢が65歳に引き上げられたという話を聞いた記憶が。氏の年齢は存じ上げないのですが、来年、件の施設を作ることで、その後の道標が見えるのかもしれませんね。

ちなみにケイト・ロードは若いスタッフの尽力で開かれたものでした。施設が増えることで色に囚われない展示もまた増えると、いちファンとしては嬉しいです。

_ 玉青 ― 2011年02月03日 21時02分24秒

若者よ、驚異をめざせ。
西野氏につづく後進が輩出することを大いに期待したいですね。
(多分とうに輩出していて、私が知らないだけでしょうけれど…)

とまれ色合いは人それぞれにしろ、核をなす「驚異スピリット」は永く引き継がれてほしいものです。

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