甦る昭和の理科室 ― 2015年04月25日 17時16分22秒
新緑が目に鮮やかです。
さて、今日は理科室の話題のつづきです。
さて、今日は理科室の話題のつづきです。
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現在、各地で古い理科室の消滅が続いています。
しかし、その流れに抗して、荒れ果てた古い理科室を、その歴史的価値に注目して甦らせるという、まことに稀有な、そして素晴らしい試みが現在進行中です。
しかし、その流れに抗して、荒れ果てた古い理科室を、その歴史的価値に注目して甦らせるという、まことに稀有な、そして素晴らしい試みが現在進行中です。
その理科室とは、かつてこのブログでも何度か取り上げた、滋賀県豊郷(とよさと)町の豊郷小学校旧校舎の理科室です。
昭和12年(1937)に完成した旧校舎の理科室は、小学校のそれとしては、当時考えられる限り最も設備が行き届いたものであり、戦後も熱心な先生の努力により、理科備品はますます充実し…ということを以前書いたのでした。
■「けいおん!」の理科室…豊郷小学校旧校舎・理科室(1)
http://mononoke.asablo.jp/blog/2012/05/12/6443839
※以下、「豊郷小学校に見る、昭和の理科教育空間」と改題して(11)まで連載。
その後、旧校舎保存運動が実り、白亜の学舎は再び偉容を取り戻しましたが、見学エリアから漏れた理科室と理科準備室は、埃が厚く堆積したまま、戦前にさかのぼる多くの備品類とともに、かつての栄華をぼんやり偲ばせるだけの状態が続いていました。
しかし、このたび関係者の熱心な努力により、理科室備品の調査と整備が終わり、現在公開に向けて最終調整に入っていることを、上のツイートは告げています。そして何を隠そう、私自身もそのほんの一部ですが、お手伝いすることができたので、そのことを我が事のように嬉しく感じています。
多くの昭和の子供たちの憧れと好奇心を誘い、また怪談の舞台として恐怖せしめた、あのワンダー空間を今ふたたび!
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