鹿児島みやげ(2)…生命の輝き2014年05月10日 19時05分00秒

尚古集成館の隣にある仙巌園でも、鹿児島ならではのお土産を買いました。


千年の夢」と題された屋久杉関連商品。


パッケージの中に入っているのは、密封されたガラス管(キャップを含む全長は約12cm)。中には寒天培地上で育つ、実生の屋久杉の苗が封入されています。 

同封の説明書によれば、この状態で樹齢約3か月。
千年の大樹への一歩を踏み出したばかりの初々しい姿ですが、無事ここまで育つのは、総播種数の5%に過ぎないそうですから、幼いながらも幾多のハードルを越えた逞しさも感じられます。


ガラスの中に輝く命。
見つめていると、まだ見ぬ屋久島の緑滴る姿が脳裏に浮かびます。
と同時に、生命と進化の不可思議を思わずにはおれません。

【付記】
寒天培地がなくなるまで育った後は、鉢に植え替えて栽培を続けられます。
なお、屋久杉製の台座はオプション。
販売元は鹿児島市内にある山王産業さん(http://www.yamaou.com/)です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック