驚いたこと2011年05月14日 15時46分42秒

震災以来の驚きのニュース。
驚きのあまり、記事の流れが完全に断ち切られました。
以下、今日の朝日の朝刊から。

    ■  □

「君が代「起立」条例案/大阪維新の会 教員に義務化/府議会提出へ」

 大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」の府議団は、府立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際、教員に起立を義務づける条例案を5月府議会に提出する方針を固めた。維新の会は府議会で過半数を占めており、可決される公算が大きい。

  〔…中略…〕 維新の会の松井一郎幹事長は条例について「起立しての斉唱は公務員として当然のこと」と説明。橋下氏も府幹部にメールで「(起立しない教員は)公務員の身分保障に甘え過ぎ」と主張していた。 〔後略〕」

 
    ■  □

この人たちは一体何がしたいんですかね?
他にすることはないのでしょうか?しかも、この時期に。

君が代問題は君が代問題で、大いに議論すればいいと思いますが、この人たちがこれを目下の重要案件と考えているのであれば、ちょっと●●●ているとしか思えない。

それに、橋下氏の発言はどういう意味なんでしょう?
「首切りをちらつかせたら、あいつらもそうそう生意気なことは言わんやろ。ちっとビビらせたろか」…という意味では決してないと思いますが、もし万一そんな意味だとしたら、知事よりも●●●方面に転身された方が良くはないでしょうか。まあ、そんな意味ではないと思いますが。

コメント

_ S.U ― 2011年05月14日 16時52分01秒

 現在でも、公務員は、職に就く時に日本国憲法を遵守することを宣誓することになっていたと思います。
 私は、憲法に規定のない国歌よりも、むしろ、議会開催のたびに、議員や首長は日本国憲法の冊子に手を当てて黙想していただく法案をどこか国会でも地方議会でも通していただきたいです。

 政治家や公務員が憲法を守らなくなったら、日本は無法国家になってしまいますからね。

_ 玉青 ― 2011年05月15日 07時58分27秒

いや、まったくです。法律なんぞ蛙の面にナントカみたいな人が、政治家でございと名乗るのは、かなり見苦しい絵ですね。

大阪府民の代表に対して失礼かとは存じますが、私はこの記事を見た時、右とか左とかいう以前に、この人たちは、そもそも物事の優先順位が付けられない方じゃないかと思いました。目の前の現実に対してリアリスティックな対応ができないのは、政治家としての資質を大いに疑わせるものだと私は考えます。

_ S.U ― 2011年05月15日 10時41分24秒

大阪府の知事には、勉学の場で大阪の自由闊達な気風が失われないよう、そして東京の文化のマネに終わらぬよう、中井竹山・履軒先生、山片蟠桃先生の偉業に思いをはせ、心して進めていただきたいものです。

_ 玉青 ― 2011年05月15日 11時21分30秒

然り。木村蒹葭堂大人の屋敷は文化万般の清雅なサロンとして隠れもなく、また麻田剛立先生の先事館では高橋、間、伊能をはじめ多くの逸材が切磋琢磨し、下って幕末には洪庵先生の適々斎塾あり。日本の近代は大阪で作られたと言っても過言ではありませんが、現今のセンセイ方がこうも●●●では、先人もさぞや…

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