ねじれた時間感覚…恐竜懐古談 ― 2012年04月06日 20時05分46秒
(↑朝日新聞=2012年4月5日=の紙面より)
「大型恐竜にも羽毛」 「全長9メートル、中国で新種化石発見」
「…国立科学博物館の真鍋真研究主幹は『大型恐竜にも羽毛があったという証拠がついに出た。羽は雌雄を見分けたり、求愛のディスプレーに使ったりした可能性がある』と話した。」
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縁側で爪を切りながら新聞を見ていたおじいさんが、誰に言うともなくつぶやきました。
なんだぁ、中国で羽毛をまとった大型恐竜だって?
…いってえ世の中、どうなっちまったんだ。
昔は恐竜といやあ、みんなどっしり腰を落としてなあ、ノッシノッシと歩いたもんさ。肌だってザラザラのうろこ肌でよ。まあ、見るからに堂々としてたな。子供心にも、そりゃあ、ほれぼれとしたもんだ。
それに比べて、何だあ、近ごろの恐竜どもは。どいつもこいつも尻尾を持ち上げてスタスタ歩きやがって。尻が軽いったらありゃしねえ。しかもボサボサ毛なんぞ生やしやがって。まったくなっちゃいねえ。
ああ、昔はよかったなあ…
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