天文古書のこと(1)2006年06月16日 06時04分07秒


ここであらためて、天文古書の魅力とは何か?

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詩情の感じられる美しい図版、珍奇な記述、横溢するアマチュアリズム。
まだ天の川がどこでも見られた時代、時の流れもゆっくりしていた時代…

古びた頁の端々から立ち現れるそうしたものこそ、天文古書の最大の魅力ではないでしょうか。

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「書を捨てて、己の目で星を見よ!」という正論に怯えつつも、私のような Armchair Astronomerにとっては、空調の効いた部屋で静かにページを繰っている瞬間が至福の時なのです。

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