アマデ・ギユマン『天空』(2)2006年06月19日 05時41分42秒

「ドナティ彗星、パリからの眺め、1858年10月4日」

セーヌ河畔、ノートルダム寺院の上空に鮮やかに浮かぶ彗星。
深緑で表現された夜景と、純白の星々の対照が美しい。

かなり有名な絵で、あちこちで目にしますが、オリジナルはこの本です。

ドナティ彗星(グレート・コメット)は、以前ウォード夫人の本にも出てきました。
http://mononoke.asablo.jp/blog/2006/03/30/308998
こちらは、ギユマンの本からちょうど1週間後、同年10月11日のスケッチです。

詩情あふれた図版は甲乙つけがたいですが、ギユマンには画題からしてより都市的洗練を感じます。

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