金星、木星、火星のイメージを追う2013年12月23日 09時06分55秒

過去記事フォローシリーズ。
以前、下のような絵葉書を載せました。


そのときは、女A 「あら、金星が見えるわ」、女B「 あたしの方は木星が見えるわ」、男 「おいらにゃ火星が見えるよ」 …という掛け合いの、結局何がオチになっているのか、なんで男が火星を持ち出したのかよく分からんなあ…というところで話が終わっていました。

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一昨日、その謎を解くヒントとなりそうな、こんな絵葉書を購入しました。(まだ現物は輸送中なので、手元に届き次第、より鮮明な画像に差し替えます。議論の展開には影響ないので、商品写真をそのまま貼っておきます。)


1920年代のこれまたコミカルな絵葉書。
金星、木星、火星を擬人化して、海水浴客に見立てています。

これを見ると、当時は「金星=美女」、「火星=太った猛女タイプ」という見立てが一般的で、前の絵葉書もそれを踏まえたものか…と推測がつきます。また、そこに貧相な男(=木星)を配して、三者をセットにして何か言うというパターンも、一部で流行っていた気配があります。

このうち「金星=美女」は、Venus が美の女神であることを考えれば、ごく自然です。また、火星が猛々しいのも、Mars が軍神であり、古来凶星とされたので分かる気がします。しかし、それが「太った女性」であるのはなぜか(本来のマルスは、りりしい男神)、また天空を支配するJupiter が、なぜかくも貧相な男となってしまったのか? 実際の火星は、直径でいうと木星の約20分の1、並べばハムスターと相撲取りほど違うはずなので、両者の立場の逆転も気になります。

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謎を解くべく、こうしたマンガ的表現の類例をさらに求めて、「venus jupiter mars comic」で検索したら、こんな画像↓が出てきて、虚を突かれました。
http://www.flickr.com/photos/dtjaaaam/11098118194/

うむ、結局どの惑星も、大なり小なり火星的であるということか…」と、つまらないところで話を落としてしまいますが、上の謎は謎として真面目に(そんなに真面目でもないですが)考えてみたいと思います。

コメント

_ かすてん ― 2013年12月23日 11時27分59秒

ジュピターは色好みのゼウスと同格ですから、貧相かどうかはともかくこれらの男たちはジュピターなのでしょう。この巨漢のご婦人方が火星と結びつけられる謎は残りますね。

_ 玉青 ― 2013年12月23日 19時05分38秒

>色好み

なるほど、そう考えると意味が通りますね。
なんだかちょっと情けない色好みではありますが…(笑)

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