貧窮スターゲイザー、草場修(7)…カテゴリー縦覧:天文趣味史編2015年04月06日 20時58分50秒

今からちょうど3年前、自分は1人の謎めいたアマチュア天文家の事績を追っていました。(どうも最近はこんな書き出しばかりですね)

その人の名は、草場 修(くさばおさむ c.1900-?)。
一時は放浪のルンペン生活を送り(つまりホームレスです)、その後もドブさらいの日雇い仕事という、貧を極めた暮らしの中でコツコツ独学を続け、ついには京大教授(当時)の山本一清も瞠目する、精緻きわまりない星図を完成させた人です(しかも草場には、聴覚障害という身体的ハンデがありました)。

下のリンク先は、URLで分かるように2012年4月9日付けのもので、この連載は、その後4月14日まで、都合6回続きました。

■貧窮スターゲイザー、草場修(1)
 http://mononoke.asablo.jp/blog/2012/04/09/6405885

あれこれ調べていくうちに、昭和9年(1934)10月の朝日新聞(縮刷版)にその名を見付け、当時の事情をやや詳しく知ることができた…というのが以下の記事です。

■貧窮スターゲイザー、草場修(4)

 http://mononoke.asablo.jp/blog/2012/04/12/6409584

とはいえ、草場の生い立ちには依然はっきりしない点が多々ありました。
が、資料の制約から、それ以上の追究は叶わず、草場の話題もそれきりになっていました。

   ★

ところがです。
草場の名も記憶から薄れかけていた今年の1月、一連の記事の最終回のコメント欄で、烏有嶺さんにビックリするようなことを教えていただきました。

■貧窮スターゲイザー、草場修(6)
 http://mononoke.asablo.jp/blog/2012/04/14/6411179

雑誌「婦人之友」の昭和10年(1935)6月号に、草場のインタビュー記事が載っているというのです。烏有嶺さんは、それを国会図書館のデータベースで見つけられたそうで、その内容までは分かりませんが…書き添えてらっしゃいました。もちろん、これはそのままにはできません。さっそく国会図書館から資料を取り寄せ、さあ、その結果は?!…ということで、以下に続きます。

(この項つづく)

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