タルホ的なるもの…ポーカーダイス2016年05月11日 20時26分22秒



イタリア製の革ケース。
差し渡しは9cmと小さなものですが、丁寧な細工で、蓋の四隅の模様も洒落ています。


蓋を開けると、中にきっちりと小気味良く収まった5個のダイス。

(ダイスの一辺は15mm)

普通のサイコロと違って、その「目」はトランプ柄です。
この5個のサイコロをいっせいに振って、出た目でポーカーのように役を作って遊ぶ、いわゆる「ポーカーダイス」です。


売り手は「アンティーク」と称していましたが、それほど古くも見えないので、「ヴィンテージ」と呼ぶのが適当な品でしょう。

ちなみに、ポーカーダイスは1880年代に考案されたゲームだそうで、最初のパテント取得は1881年、さらに1888年には「役」を増やすために、8面体のポーカーダイスが発明された…という情報をネット上で見かけました。

   ★

これも何となくタルホ界の住人に持たせたい品で、こういうのをおもむろに相手の前に置き、目で無言の相図をする…というような所作にあこがれますが、まあ実際にやると、きっとトンチンカンな結果になるでしょう。

ダンディズムの道はなかなか険しいものです。

コメント

_ S.U ― 2016年05月13日 08時03分05秒

おぉ、ポーカーダイス、これも気になるアイテムです。
私は、ドイツに行ったとき観光客向けの雑貨屋で見つけて買いました。ただ、ポーカーダイスを知ったのはその時が初めてで、しかも世の中で見たのはその時だけです。ネットショップではけっこういろいろなところで取り扱われているようですね。現在でもこれで遊ぶ人は多いのでしょうか。
 サイコロではすべてが「ぶちまけ」になるので、賭けをブラフでつり上げる「ポーカーフェイス」が効かないと思いますが、やってみるとそれなりに面白いのでしょうかねぇ。

_ 玉青 ― 2016年05月13日 22時04分37秒

おお、S.Uさんも購入されましたか。
トランプに比べて、サイコロは一見駆け引きの要素が少ないように見えますが、その実イカサマに関してはどっこいどっこいなので、「達人」の域に達すると、けっこう心理戦の要素も加わってくるかもしれませんね。(買ってから一度もプレイしたことがないので、本当の所は不明です。。。)

_ S.U ― 2016年05月14日 07時40分48秒

>イカサマ~「達人」の域
 相手のイカサマを声高らかに暴くのはまだ素人で、達人になるとイカサマの動向を静かに分析して自分の利益に導くわけですね。

>買ってから一度もプレイしたことがない
 私もないので、今度、一度、遠隔で時間を決めてセイノーで勝負しますか。

_ 玉青 ― 2016年05月14日 19時58分39秒

あはは。いっちょ心理戦と行きますか。(笑)

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