手のひらに乗る銀河2006年10月18日 20時42分47秒

理科室アンソロジーが続いていますが、今日はちょっと箸休め。

  ★    ★    ★

●商品名 王立科学博物館Ⅱ「銀河」
    (制作・海洋堂、発売・タカラ、総監督・岡田斗司夫)


いわゆる「食玩」に属する品です。

一辺が2.5センチほどの、小さなクリスタルキューブの中に浮かぶ渦巻き銀河。
暗い部屋で、背後からライトを当てると、白銀のスパイラルが美しく輝きます。

(上の写真は上手に撮れなかったので、公式サイトも参照してください。http://www.startales.com/

「銀河鉄道の夜」の冒頭、天の川について授業するシーンで、先生が凸レンズ型の銀河の模型を使って話をしますが、実際にそうした模型があったら素敵だな…と、ずっと思っていました。これは、ちょっとそれを連想させる品です。

発売は2年前(2004年)ですが、食玩には縁がなかったので、ずっと知らずにいました。今でもネット上で買えるので、お好きな方は1つどうでしょうか。

これをもっと大きく、精巧に作ったものがあったら素敵ですね。(銀河を取り巻く星団の分布も分かるよう、球状をした掌サイズなら、ペーパーウェイトにもぴったり。どこかで製品化してくれないでしょうか。)

なお、銀河の模型は、現在トリッペンシー社から売りに出ていますが、色といい、形といい、どうもスマートさに欠けるようです。
http://www.1ststoptravelstore.com/trippensee_planetarium_32105.htm