ファンタスティックな残り香2010年05月20日 20時26分48秒

リブロポートといえば、いろいろ思い出す本も多いですが、天文古玩的には、荒俣宏氏の 「ファンタスティック12(ダズン)」 シリーズにまず指を屈します。

出版社の売り文句は、

「グラフィック・アート」は図像のもつ訴求力に主眼をおく。
これは心に訴えるのではなく、目に訴える効果なのだ。
われわれの目を驚かせる「ファンタスティックの原理」を
読み解き、西洋のグラフィック・アートの遺産を発掘する。
17~19世紀にいたる図像の黄金時代の、驚異の図像
を集大成した荒俣宏コレクション。

  ★

雲母摺り風の、メタリックカラーの鮮麗なカバーデザインがいいですね。
そして大ぶりのB5版の紙面にあふれる、驚異の博物図像群。

このシリーズは、リブロポートが破たんした後、小学館文庫から改訂増補版の「アラマタ図像館」全6巻が出たせいか古書価も安く、2010年現在、古書価というよりもセコハン価格(当時の定価以下の値段)で買うことができます。しかし、やっぱりこういうものはなるべく大きな図版で味わうのが良く、このオリジナル版を手放すことはできません。

コメント

_ S.U ― 2010年05月20日 21時16分33秒

私は、タルホ先生、たむら先生の『一千一秒物語』です。持っているのはこれだけかも...

 ところで、今日の夕刊(朝日新聞)に「理科好きな人にぴったり!?」 「理科室を思い出させるこのデザイン! ...」ということで「マリオン情報 グッズ」欄に「臓器ポーチ」なる意図不明のものが出ていました。
 「理科室」に目が引かれましたが、ちょっとようついていけません。
http://www.ensky.co.jp/
で 臓器ポーチ を検索すると、わけのわからぬ世界です。

_ 玉青 ― 2010年05月21日 19時38分08秒

あ、見ました、見ました。
「理科室を思い出させる」はまだしも、「理科好きな人にぴったり」というのは、ぜんぜん違うような。むしろ、「焼き肉好きの人にぴったり」という方が理があるかも。(ちょっとグロ気味でしたね。失礼しました。)

_ S.U ― 2010年05月22日 04時44分29秒

でも、新聞のこの欄の担当さんが人体の臓器から「理科好き」や「理科室」を連想してくれたことは、ちょっとうれしいことじゃぁないでしょうか。なんか苦労が報われたような感じがしましたョ(何をわけのわからんことを言うとるんやら)

_ 玉青 ― 2010年05月22日 08時08分33秒

理科室への興味関心を喚起してくれたのは大いに喜ばしいことですね。
でも、臓器ポーチからというのは…うれしいかなあ…と一寸微妙な心境です(笑)。人体模型は可愛いんですけどね。うーん、臓器ポーチ…。
仮に私が理系男子として、身近な女子から臓器ポーチをプレゼントされたら…。
たぶんいろいろな思いが去来することでしょう(笑)。

_ S.U ― 2010年05月22日 13時51分40秒

>身近な女子から臓器ポーチをプレゼント…いろいろな思いが去来
 確かにそうですね。ある程度の年齢になれば、「趣味を認めてくれているんだ」と都合の良い解釈を自分に言い聞かせることもできるでしょうが、弱冠のときにこれをもらうと相当コタえそうです。

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