緑の脳髄…ホログラム2006年07月15日 09時54分33秒


ちょっと天文から離れます。

このあいだ(7月9日)、机辺のアイテムとしてラジオメーターを載せました。
実は、深夜の友にはもう一つあって、それがこのホログラムです。
ふだん、この2つの品は仲良く電気スタンドの下に並んでいます。

写真ではぼやけていますが、実際の画像は非常に鮮明です。ホログラムなので、見る位置を変えると見え方も立体的に変わり、更に視点を動かすと、とつぜん頭蓋骨がパカッと二つに割れて、脳髄が露出します。

本来は一種のジョーク・グッズですが(このホロステッカーはロフトで買いました)、画像自体は大脳のシルビウス裂や中心溝をはじめ、解剖学的にもきわめて正確なものです。

深夜、ラジオメーターがくるくる回る脇にグリーンの脳髄が浮かぶ様は、いかにも不思議な光景。じっと見ていると「今、脳が脳を見ていることを脳が認識している…」という入れ子構造に、頭が(脳が!)クラクラしてきます。

それにしてもホログラフィーの原理というのは何度聞いても分からぬもの。
(ウィキペディア関連頁:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC