世界のヴンダーショップ(3)2009年07月19日 10時56分24秒

(↑公式サイトより)

昨日の記事が長かったので、ちょっと一息。

   ★

見つけました、新たなヴンダーショップ。
というか、最近既出のお店です(http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/07/03/4411040)。
パリはデロールの近くにある「古書+骨董」の店、Librairie Alain Brieux。

今回、再度載せる理由は、flickrで店内の写真を大量に見て、強い衝撃を受けたためです。
前回、動画を眺めて「店内の雰囲気はよく分かる」と書いたのですが、実際にはあんなものではなくて、想像以上にヴンダーなお店でした。というわけで、ここで改めてヴンダーショップ第3号に登録です。

■flickr:Librairie Alain Brieux
http://www.flickr.com/photos/astropop/sets/72157615898247967/
 (右上にslide show ボタンがあります。)

デロールとは別の意味ですごい世界ですね。
天文系ももちろん充実していますが、それ以上に医療・解剖系の濃度が高めなので、苦手な方は用心して見てください。

同店には公式サイトもある由ですが、現在はまだ工事中の模様。

■Librairie Alain Brieux公式サイト
 http://www.alainbrieux.com/

パリ訪問の機会があるまでぜひ存続してほしいスポットです。


【長ーい付記】

うつけでした。
さきほど記事をアップしてから気付いたのですが、上の flickr のフォトストリームは、先日コメント欄で Tizit さんに教えていただいた、解剖メインの博物系ブログ Morbid Anatomy (http://morbidanatomy.blogspot.com/)のブログ主、Joanna Ebenstein 氏の手になるものでした。微妙なシンクロニシティの作用ですね。

Ebenstein 氏のフォトコレクションは、まさにその手の驚異に惹かれる人にとっては、「解剖趣味のカリフォルニア」とも呼ぶべき豊饒の地でしょう。

★Morbid Anatomy (on FLICKR)
http://www.flickr.com/photos/astropop/collections/72157601772904023/

その手のものが苦手な方(私もどちらかといえばそうです)にも↓はお勧めです。

★Teylers Museum, Haarlem
 http://www.flickr.com/photos/astropop/sets/72157612836663492/

18世紀末に創設された、オランダ最古の博物館、Teylers Museum の館内写真集。
味のあるケースやガラスドームに収められた、古い科学機器、鉱物、化石のたたずまいがとても美しい。

なんだか、人のふんどしを何枚も重ね履きして相撲を取ってしまいましたが、近頃ちょっと驚いたことでした。

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