世界のヴンダーショップ(6)2009年11月15日 08時00分41秒

(↑下記ショップサイトより)

「幻燈会」の記事を差し置くべき事態が発生しました。

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今朝yurihaさんのブログを拝見したら、思わず目をむくような記事が。

■***ephemera: 神戸滞在中 http://yuriha.exblog.jp/12958816/

…何と、我が日の本にもヴンダーなお店があった!
これまで、「こういうお店が近くにあったらいいけど、まあ、ないね…」というネガティブな前提でいたのですが、その前提は民衆の歓呼の声とともに(←妄想)崩壊しました。

■Landschapboek(ランスハップブック)
 http://landschapb.exblog.jp/
 神戸市中央区下山手通3-4-5 新興ビル1F(13:00~19:00、定休火水)

店側の自己規定によれば「antique books and art goods」を商う店で、純然たる博物ショップの枠には収まりませんが、しかし店内を見れば、まさにヴンダー。博物系の書籍や紙物、それに標本類が上品にディスプレイされ、素敵な空間が作られています。(他に宗教的なモチーフの品も多いようです。)

神戸といえば、昨年(日付を見たらちょうど1年前!)、これまた極上の空間である「Antico Naturale 六甲昆虫館」を偶然訪れ、記事にも書きましたが(http://mononoke.asablo.jp/blog/2008/11/16/3939029)、本当にうれしい驚きを内蔵した街ですね。

店名の Landschapboek はオランダ語で、英語でいう Landscape book の意味らしいですが、店の佇まいからして既に一幅の絵。置かれている商品も気になりますが、それ以上に、私はこういう<空間>に身を置きたいという願望が強く、何とか年内に訪問できないものか、今その算段をしているところです。


(注)過去の記事で「世界のヴンダーショップ(5)」という記事が欠番になっていますが、それに相当する記事はこちら。(http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/10/21/4644529