京都骸骨事件始末2012年12月22日 09時41分47秒

(カボチャの話の続きを書くはずでしたが、非常な衝撃を感じたことがあるので、記事を差し替えます。)

自ブログの過去記事を読み返して面白いと思うことは、あまり無いとはいえ、一寸はあります。さっき、ふとしたきっかけで見直して面白かったのは、以下の記事。

■「骸骨 (がいこつ)」 が窓から外をのぞいています!
 http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/07/03/5197479


京都の町中にある新道小学校で、3年前に起きた奇怪きわまる事件について、同校のサイトから引用しつつ、記事を書かせていただいたのですが、その事件自体ひじょうに興味深いものでしたし、コメント欄にも私の異常な嗜好が横溢していて、しばし愉快の感を催したのでした。

気になったのは、同校の先生が開始した捜査の結果がどうなったかということです。

そこで、2年ぶりに同校のホームページを訪れて愕然。
そこには「閉校に伴い平成23年度のトップページは、空になっています」の文字が!なんと、あの骨格模型事件で揺れに揺れた新道小学校は、平成23年3月末をもって閉校になったというのです。

結局、骨格模型がなぜ動いたのか、いったい誰の仕業であったのか、本当に理科室の怪人はいたのか、全ての謎は千年の古都の闇の向こうに永遠に消えたのです。
何という痛恨事でしょうか。

   ★

それにしても、現在の日本では小学校がものすごい勢いで減少しつつあり、それとともに古い理科室が次々と無に帰している現実を知って、暗澹たる気持ちになりました。
(もちろん理科室よりも子どもの減少をまず憂うべきですが。。。)


(付記: 事件自体は3年前の出来事なので、表現を一部修正しました。)

コメント

_ かすてん ― 2012年12月22日 14時08分01秒

>現在の日本では小学校がものすごい勢いで減少しつつあり、それとともに古い理科室が次々と無に帰している現実を知って、暗澹たる気持ちになりました。

せっかく庶民の手元まで人類の叡智が降りて来たと思ったのも束の間、その叡智を理解できる人が育つ前に蔑ろにされ始めたと言う感じです。

_ たつき ― 2012年12月22日 15時59分59秒

玉青様
全く関係ないのですが、あのアイドルの しょこたん こと中川翔子が野尻抱影の子孫だそうです。本人が某バラエティ番組で言っていたので、確かでしょう。
なぜ私が彼女を知っているかというと、もう廃刊してしまいましたが、私が愛読していました超オタク雑誌の彼女は常連投稿者だったからです。オタクからアイドルが出るなんて、と仲間の活躍に注目している次第です。以上、無関係な話、失礼しました。

_ 玉青 ― 2012年12月23日 10時23分37秒

○かすてんさま

>人が育つ前に蔑ろに

子どもが減少して、相対的に大人の数が多くなれば、子ども一人ひとりへの教育は自ずと手厚くなる道理なのに、現実はこれまた一体どうしたわけでしょう。青筋を立てて「教育改革」を叫ぶ人たちの心底が気になります。

○たつきさま

ありがとうございます。それはまた意外な縁ですね。
さっそくウィキペディアを見たら、野尻抱影の項にも、中川翔子さんの項にもその記述がありました。どうやら抱影の奥さんと、しょこたんのお母さんが縁続きということのようですが、私の雑な頭では、3回読んでもそれ以上具体的なつながりが理解できませんでした。むむむ…^^;

_ たつき ― 2012年12月24日 19時58分21秒

玉青様
ご紹介の文を読んでみましたが、たしかにどこにつながりがあるのか、私もまったくわかりませんでした。ただの知り合いのようにも思えます。ただ、中川翔子さん自身には確かに星型の遺伝子が伝わっているようで、天文台、金星の探査、月面着陸などいろいろと星に興味があるようです。きっと野尻さんも微笑んでおられるのではと思います。

_ 玉青 ― 2012年12月25日 06時23分55秒

>きっと野尻さんも微笑んでおられる

ええ、間違いなく!

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