理科室風書斎のコンセプト・デザイン(1)2007年06月08日 09時51分43秒


↑「教室の後の壁面を利用した陳列戸棚」 (大阪市立阿倍野中学校)
   近畿教育研究所連盟(編)
   『理科教育における施設・設備・自作教具・校外指導の手引』
   六月社、昭和39(1964)年 より

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理科室風書斎ということを口にしてから半年。
その構築は、緩慢に、しかし確実に進んでいると申し上げましょう。

で、以前は何か購入する場合でも、漠然と「理科室っぽいもの」という以上の判断基準はなかったのですが、だんだんモノが集積してくると、そこに一種の調和とリズムが生まれ、自ずとイメージが固まってきます。

今日はそのイメージに言葉を当ててみようと思います。

このブログをお読みの皆さんは、多かれ少なかれ理科室好きだろうと信じますが、皆さんの理科室イメージはどのように形成され、どんな部分に惹かれるのでしょうか。世代や生い育った風土によっても、いく分差異があるかもしれませんね。

私が惹かれるのは(つまり理科室風書斎に求めるものは)、1950~60年代くらいの理科室です。想像を逞しゅうすると、こんなイメージ。

(明日に続く)

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