東京天文台・夏(5)2007年07月03日 05時47分47秒


広々とした空の下、草原の窪地に立つ、謎めいた小屋。

正体は↓のページの一番下をご覧ください。
http://www.nao.ac.jp/about/mtk/visit/shigokan.html

ところで、昨日~今日の5枚の写真を見て、何か連想されないでしょうか。
私は、特にこの原っぱを見たとき、「そうか、これはジブリの景色なんだ」と瞬時に思いました。宮崎駿さんの原風景はきっとこんな状景であり、ジブリ作品に溢れる光と影、緑と風は、こうした風土から生まれたのだと思います。

 ☆  ☆  ☆

今回掲出した記事のうち、ゴーチェ子午環、旧図書庫、そしてこの自動光電子午環は、今年の4月から新たに見学エリアに組み込まれた施設だそうですので、東京天文台には以前行ったよ…という方も、行けばまた新たな発見があるかもしれませんね。

コメント

_ T.Fujimoto ― 2007年07月04日 23時12分11秒

こんばんは、いつもゴミコメントですみませんですが。
言われてみれば、確かにシブリですね (感激)
とくに苔の付き具合がいいですね...

_ 玉青 ― 2007年07月05日 06時18分57秒

ジブリは今、小金井ですか。宮崎氏は杉並育ち。そしてジブリ美術館は三鷹。というわけで、ジブリと武蔵野の風景は切っても切れないものだろうと思います。

そういえば、トトロの舞台・狭山丘陵に立つ「さつきとメイの家」が、愛知万博の会場に復元され、大人気でしたが、同じ里山といっても、武蔵野と名古屋近郊ではだいぶ雰囲気が違います。その意味で、あれはトトロの世界の完全な復元とはいえません。

いちばんの違いは木です。武蔵野の優先樹種はコナラなのに対し、愛知のそれはアカマツです。アカマツ林というのは、南関東の人には馴染みが薄いでしょう。

そして、前にも書いたとおり「土」の色。映画で土がこげ茶色をしているのは、記号的な意味ではなく、実景なのですが、あれも武蔵野独特の雰囲気を出す上で、大いに力があったと思います。

_ ハイパチ ― 2007年07月06日 00時05分50秒

お~っ。さすが、鋭い解析に、恐れ入っています。
あの、トトロが、ブオ~ッ、ブオ~ッと大きくする、
あの木、欲しいのですが、、何でしょうか?
お教えください。。

_ 玉青 ― 2007年07月06日 06時02分59秒

つまらぬことに熱くなってしまいましたね。自分自身、いまだにアカマツ林に馴染めないものですから…

実は、偉そうに書きながら、トトロのことは全然くわしくなくて、そもそも「さつき」ではなくて「サツキ」でした。

というわけで、木の種類も不明です。面目ありませぬ…(^^ゞ

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